12月3日に、上京することは、だいぶ前から決まっていた。いつも3ヶ月に1度、病院受診して検査を受けたり、薬を処方してもらわなくてはならないので、前回上京して受診したときには、もう次の予定が決まっている。
ところが、決めた通りに上京できるかというと、それが難しいのが島の事情だ。
いくら天気がよくても、波が大きいと(3.5m以上)船は欠航する。船は太平洋を航行しているときには、波が大きくてもだいじょうぶらしい。ダメなのは、桟橋に着く時間帯だ。波が大きいと、お客さんは桟橋におりたつことができない。
いつも4-5日前から天気予報、波予測を見ては、その日いくのはだいじょうぶかどうか、判断する。ダメならどうするか、といえば、いくのを予定の日の前日にする。さもなければ、1日に18人乗りの飛行機が3便でているので、そちらにする。
でも、ダメそうだとわかるのは、直前なので、それでは飛行機の座席が確保できるかあやぶまれる。
そうして、昨日。港にいったら、暗い海が見えた。でも、橘丸はやってきた。

週の初めの水曜日だし、天気もどんより。こんな日は乗客も少ない。
見送りにきてくれた、寒そうにしている夫の前に列を作っている人たちが、この日乗る乗客だ。あとから、もう少し来たけど、30人もいなかった。
定員は600人なのに。

乗りこんでみたら、10人定員の私の部屋には、私1人だけだった。それはそれで、TVも好きに見られるし、気楽である。
でも、少し揺れてもいたので、すぐに毛布を借りて、寝た。毛布はいつも2枚借りるけど、今回から、一枚100円から200円に値上がりした。
甲板に出て、外のようすを眺める。

船が出た、伊ヶ谷の桟橋。今回は家の近くなので、ラッキーだった。

昼寝から覚めたら、大島の横を進んでいた。前線と低気圧より、船の方が早かったのか、太陽が出ていた。

そして、そこから先はもう船は揺れないので、知り合いのペンネーム美対かずさんの本を読みながら、東京を目指した。
やっと竹芝に着く頃には、もう真っ暗。

昨日は、船できただけなのに、すごく疲れた。午前中にインフルエンザの予防接種を受けたのだけど、そのせいなのか、家に帰って熱を測ったら、微熱があった。今日はもう平熱になっていた。
そして、船は予想通り、本日は欠航した。昨日こられてよかった。